ヤクルト1000

*子どもたちの命を守りたい。 ヤクルト誕生秘話!!

 

そもそもヤクルトはどのように誕生し、またどんな経緯で創業に至ったのかなど、知られざる「ヤクルト誕生秘話」についてお届けします。

◇◆◇◆◇ヤクルト誕生秘話◇◆◇◆◇

~すべては人々の健康のために~

「子ども達の命を助けたい」
医学博士の熱い想いから
生まれたヤクルト

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ヤクルトが生まれたのは1935年。
まだ戦前で栄養状態が悪く、多くの子供たちが感染症などで命を落としていた時代のことです。

 

ヤクルトの創始者で医学博士の代田稔は、そんな状況に胸を痛め、なんとか一人でも多くの子ども達の命を守る手段はないか、と悩みぬいたあげく「病気にかかってから治療するのではなく、病気を未然に防ぐ“予防医学“こそが命を守る手段だ」と考え、微生物研究の道に入りました。

 

人間のパワーの源である「」に着目した代田は、長い研究の末「乳酸菌」が腸内の悪い菌の働きを抑えることを発見。

そしてついに1930年、生きたまま腸に届く乳酸菌の強化培養に成功します。

それこそが、今や世界中で人々の健康に貢献する「乳酸菌 シロタ株」なのです。


その後代田は、一人でも多くの人々を健康にしたいと有志を募り「乳酸菌シロタ株」を製品化。

1935年には、乳酸菌飲料「ヤクルト」が誕生しました。

 

そして「ヤクルト」は、貧しく栄養状態の悪い人たちにこそ飲んでほしいと、当時のハガキ1枚分程度の価格で販売されました。


「世界の人々の健康を守りたい」そんな代田の情熱や飽くなき探求心は、今もヤクルトに、そして私たち大阪北部ヤクルトにも脈々と受け継がれています。

<ヤクルト容器の移り変わり>

発売当初から1960年代前半まで、ヤクルト容器はなんとビンでした。
1968年からは現在の形状に似たプラスチック製に。
この形にも意味があり、またいずれご紹介させて頂きますね!

ヤクルトの歴史について、もっと知りたい方は
<ヤクルト80周年記念サイト>へどうぞ!

ヤクルト発祥の地は、なんと福岡市!

 

ヤクルトの本社は東京都にありますが、その昔、代田が「代田保護菌研究所」としてヤクルトの製造販売を開始したのは、福岡市の中央区の唐人町でした。

さらに代田の理念に共感した人々が集まり「代田保護菌普及会」を発足。
ここからヤクルトの販売がスタートし、のちには全国へ展開。


1963年には、主婦など女性を起用した「ヤクルトレディー」による販売が開始されました。


▼ヤクルト発祥の地に建つ石碑▼


ヤクルトの理念の一つ「健腸長寿」の文字が大きく刻まれています。

 

博多駅から地下鉄で11分、唐人駅の近く、「ホークスとうじん通り」の途中にあります。博多にお越しの際は訪れてみてくださいね!

 

※石碑の写真は、福岡の地域情報サイト「まいぷれ福岡」様よりご提供頂きました。

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