【健康経営コラム】ストレスマネジメントとワークライフバランスの実現
目次
はじめに
近年、多くの人々が忙しい仕事や日常生活に追われ、ストレスが悩みの種となっています。
仕事においてもプライベートにおいても、バランスを保ちながら健康で充実した生活を送るためには、ストレスマネジメントとワークライフバランスの実現が不可欠です。
1.ストレスマネジメントとワークライフバランスの鍵
① ストレスマネジメントの重要性
仕事の圧力や予期せぬ出来事により、私たちはストレスを感じることがあります。しかし、そのストレスをうまく管理することができれば、その影響を軽減することができます。
具体的なストレスマネジメントの手段としては、リラックス法や深呼吸、定期的な運動、趣味の追求などが挙げられます。これらを取り入れることで、日常のストレスに対処しやすくなります。
② ワークライフバランスの構築
仕事が忙しくなると、ついついプライベートの時間が犠牲にされがちです。しかし、適切なワークライフバランスを構築することは、健康で幸福な生活をサポートします。
仕事とプライベートの境界を設定し、効果的な時間管理を心がけることで、仕事に集中する一方でリフレッシュする時間も確保できます。
③ 柔軟性と調整能力の向上
現代の仕事環境は変化しやすく、柔軟性や調整能力が求められます。
計画通りに事が進まないこともあるでしょうが、柔軟に対応し、調整することでストレスを軽減できます。
また、柔軟性があることでワークライフバランスを維持しやすくなります。
④ コミュニケーションの大切さ
ストレスや仕事の課題に直面した時、コミュニケーションが重要です。
上司や同僚とオープンに話し合い、サポートを得ることで問題解決がスムーズになります。また、プライベートでは家族や友人とのコミュニケーションも大切にしましょう。
2.企業での実践的なストレスマネジメント
① ワークロードの合理化
過度な仕事量や無理な期限は、従業員にとって大きなストレス源となります。
企業は、業務の合理的な分担やプロジェクトの適切な計画を行うことで、従業員の負担を軽減できます。
さらに、優先順位をつけ、業務の進捗状況を定期的に確認することで、効率的かつストレスの少ない環境を提供できます。
② フレキシブルな労働環境
従業員に柔軟な労働時間やリモートワークの選択肢を提供することで、ワークライフバランスの向上が期待できます。
これにより、通勤ストレスや家庭との両立の問題を軽減し、従業員が自身の生活に合わせて働くことが可能となります。
③ コミュニケーションとサポート
オープンで効果的なコミュニケーションは、ストレスを解消する上で不可欠です。
従業員が上司や同僚との円滑な対話を通じて感情や懸念を共有できる環境を構築することで、問題が早期に発見され、解決されるでしょう。
さらに、専門のカウンセリングサービスや健康プログラムの提供も、従業員のメンタルヘルスのサポートに役立ちます。
④ イノベーションとスキル向上の機会
従業員が自分のスキルを向上させ、新しいプロジェクトやアイディアに挑戦できる機会を提供することで、モチベーションが向上しストレスが軽減されます。
これにより、従業員は自らの成長を感じ、仕事に対する意欲が高まります。これらのアプローチを取り入れ、従業員の心身の健康をサポートする企業文化を構築することで、生産性の向上や離職率の低減にも繋がります。
企業が従業員の健康を重視し、ストレスマネジメントに積極的に取り組むことは、持続可能で成功裡なビジネス環境の確立につながるでしょう。
ストレスマネジメントとワークライフバランスは、健康で満足度の高い生活を実現するための鍵です。
日常生活において意識的に取り入れ、工夫することで、仕事とプライベートを調和させることができます。
バランスを保ちながら成長し、充実感を味わいましょう。
【大阪北部ヤクルト販売では、健康経営の取り組みとして下記を実施しています】
〈メンタルヘルスへの取り組み〉
- 全社員にストレスチェック実施
- 産業医による面談
- 管理職向けメンタルヘルス研修実施
〈ワークライフバランスへの取り組み〉
- 有給休暇取得の積極的な声掛け ※取得率87.5%(2022年現在)
- 連続有給休暇5日間取得の推進
- 休暇中の旅行費用支援(上限あり)
- ノー残業デー実施
- 「ベネフィット・ステーション×Netflixプラン」の導入
※「ベネフィット・ステーション」とは、株式会社ベネフィット・ワンが提供する。従業員満足度を向上し、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービスです。グルメ・レジャー・ショッピング・スポーツ・旅だけでなくe ラーニングなどの学習コンテンツ、育児・介護・健康・引っ越しなどライフイベントに関わるものまで、140 万件と幅広いメニューを取りそろえています。
〈生活習慣病予防の取り組み〉
- 年2回の健康診断、年1回の歯科検診実施
- 乳がん検診実施
- 生活習慣予防、改善を目指す健康推進「ヤクルト健康21」の実施 ※参加率100%、目標達成率100%
- 禁煙デー
- 禁煙外来受診時の助成
- 社内に体重計・血圧計の設置
- ラジオ体操、ウォーキングチャレンジ実施
- 「健康運動実践指導者」「JADP認定食育アドバイザー」の資格を持つ社員による「食育・健康・運動」コラムを社内SNSに定期的に掲載
- 全社員が「健康経営アドバイザー」の資格を取得
〈感染症予防の取り組み〉
- 「Yakult1000」をはじめとする乳酸菌飲料の毎日飲用の促進(家族も含む)
- ・ンフルエンザ集団予防接種の実施 ※実施割合87.8%(2021年)
- 新型コロナウィルス感染症対策として、アクリル板の設置、毎日数回の除菌、検温確認
- 時差出勤、テレワークの推奨
※2024年3月末現在